- 加藤 幸彦 2009-08-28
- 再生の事例
築40年の古い木造住宅のリノベーションです。
この家は、下町風情の路地の途中にあります。
東京のど真ん中。
表通りの喧噪からは予想もできない、とても感じのいい路地に建つ古い家です。
ここに移り住んでくる新しい家族は、「リノベーション」という選択をしました。
何故、取り壊して新築しないのか?
僕たちは、さんざん話し合いました。
古い家を簡単に捨ててしまう、そういうことを止めてみよう。
そして、40年も生きてきたこの家と、この環境の魅力を見つけ出しながら、現在の生活に見合った改造を施して、新しい生活をはじめよう。
このプロジェクトは住み継ぐ、という「住」に対するチャレンジなんだと思います。
このリノベーションの大きなテーマのひとつは、
2階の大きな既存の間仕切と天井を撤去した、1室空間のリビングスペースをつくること。
古い柱と梁は、年月を経た表情そのまま、大きな空間にむき出しで置かれます。
建物の外殻のみを耐震要素とするべく、内側から構造用パネル(OSB)が隙間なく張りつめられ、そのまま「仕上」となるのです。

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